バドミントンシングルスとダブルスの二刀流は可能か常識を覆す

可能か不可能かで言えば可能。

もちろん簡単ではないしそういう選手がいないのも事実。

でもプロ野球の大谷選手を見ていると誰もが不可能と考えていたことでも巡り合わせ(栗山監督と日ハムという球団)によっては可能とうことが証明された。

次に日本バドミントン協会が打つべき一手は男子の二刀流、いや三刀流選手の育成ではないのでしょうか?

 

現実的に考えてどれくらい可能か

実現自体はできるのはできるんですね。大谷選手がそれを証明してしまいましたから。

問題はその常識で固められてしまった頭を柔軟にほぐして育成できるチームがあるのかということと、それを絶対的に目指したいという選手が出て来るかということ。

そもそもが日本のトップレベルで活躍する選手というのは高校生くらいまではシングルスもダブルスもどちらもやっていたでしょうし、多くの選手がインターハイでどちらも出場するほどのレベルはあったはずです。

高校や大学を卒業したあたりから多くの選手はどちらか一本に絞られてどちらかの専門選手になります。

もちろん高校でどちらか一本に絞ってやる選手もいますが大抵の選手は絞ったとしてもどちらもそれなりのレベルでやることはできますね。

現実的なことを話するとエントリーの問題や体力的な問題などもあるのかもしれません。

ほぼ100%の選手がどちらかに絞って試合に挑む中で両方に出場した場合体力的なハンデは避けることができません。

バドミントンの一試合というのは野球で打席に立つ体力の消耗とはまた違った消耗度がありますから。

特にトップレベルとなると尚更です。

また大会によってはどちらか一方のエントリーのみの大会も国際大会ではあるでしょう。

そういったことも考えていくと可能性というのはさらに絞っていかなければいけないのもまた事実です。

 

なぜ男子に二刀流選手が必要か

一言で簡単に言うならば話題性です。

今は男子選手も国際的にレベルが上がり世界でもトップレベルに近い位置で戦うようになりました。

しかしそれを知っているのはバドミントンをやっている人であったり、ごく少数の一般人が知っているだけのことです。

では男子選手もオグシオのように注目される選手を協会バックアップの元育成すれば良いのでは?

となりますが、男子の場合そう上手くいかないのではないかと思います。

それは競技性の適合とでも言いましょうか。

どれだけバドミントンが球技の中で最速の競技であるといっても、多くの日本人は男子競技で好きなのは野球かサッカーでしょう。

またXスポーツであればスケボーだったりモトクロスバイクだったりと。

これらに共通していることは男子競技としての華があることだと思います。

もちろん女子が野球をやっていることも知っていますし知名度も上がってきましたが、やはり見る側として男子がプレーする野球の豪快さにはかなわないのが事実です。

サッカーもそうですね。女子が世界一になってもやはり注目されるのはどうしても男子のサッカー。

バドミントンも生で観戦して見ると男子選手のスマッシュの早さには確かに驚くかもしれませんし見ていて楽しいのかもしれません。

ただ多くの人はテレビで見るのが一般的です。

しかしどうにもこうにも一般的にはテレビ受けしないのが男子のバドミントン。

なぜでしょう?女子ならなぜかテレビ受けはするのですがね。

これってやっぱり競技性だと思うんです。

僕たち日本人はどこか本能的に男子はダイナミックな動きをすることがかっこよく映り、女子は必死に食らいつく姿が美しく見える。

なので男子はテレビという画面を通して見るのなら大きく展開するスポーツがテレビ映えする競技のように見えます。

そんな意識が日本人には潜在的に埋め込まれていると思います。

今は何かと話題やニュースに取り上げられるスポーツになりました。

またバドミントンの場合二刀流どころか三刀流ができる数少ない競技の一つでもあるんですね。

この手を使わない手はないはずですが、バドミントン界に常識を突き破ることを恐れないチームがあるか、それをやり遂げようとするプレーヤーが出て来るか。

来年大谷選手がメジャーにいけばバドミントン界の二刀流として多少のプチバブルを男子バドミントンにも発生させることはできると思うのですがね。

 

常識を覆せ

大谷選手は実力だけではないんですね。

やっぱり前途したように巡り合わせってすごく大事だし、引き寄せれる人と引き寄せれない人がいるものまた事実だと思うんです。

これって球団や監督によっては二刀流を絶対にやらせなかったところもあるでしょう。

まあそもそもが他の球団は指名すらしなかったのですが。

ですので常識を覆していく日ハムって僕の地元の球団なのですがやはり面白いなと思うんです。

サッカーだって地元の北海道コンサドーレはベトナムの英雄選手や、タイのスターなどを加入させて外国人助っ人は強豪国からのみという常識を崩してきました。

バドミントンもそろそろ各チームに様々な国籍の選手を期間限定や年契約などで参入させて国際的なリーグを目指していくのも視野に入れていくところではないでしょうか。

ヨーロッパ選手だったりアジア選手だったりと。

数年後には海外のトップ選手が日本のリーグを目指してやってくるような土台作りに入っていいと思います。

サッカー選手がヨーロッパへ行くように、野球選手がアメリカへ行くように、バドミントン選手が日本のリーグを目指すようにと。

そんな新たな「血」を入れることによって見る側の目的や目線も変わってきますし、メディアやスポンサーの参入も変わってくるでしょう。

男子選手の二刀流育成。

S/Jリーグの国際化。

次にバドミントン協会が打つ一手がどのような常識を覆してくれるのか楽しみにしましょうか。

 

 

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元バドミントン全日本ジュニアチャンピオン。高校在学時に全日本総合選手権に出場。高校で選手を引退した後、アジア、南米、北米、オセアニアを旅する。アジアでは旅をしながらバドミントンで遊ぶ。帰国後は沖縄の宮古島や淡路島で島暮らし。バドミントン元ネパール代表コーチ。元メキシコジュニア代表コーチ。一般社団法人JADP公認メンタル心理カウンセラー。勉強しない子供より、遊ばない大人を心配する37歳。