こんにちわ。北海道の幌加内高校で高校魅力化コーディネーターというちょっぴり特殊な仕事をしているhassyです!学校の職員室からバンバンツイートしているのでそっちもチェックしてみてね!
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知られていない学校授業?!
高校で面白いことって言っても意外にも知られていない高校がいくつもあります。
僕自身、高校で仕事をするようになるまで特色のある高校がどんなことをやっているのか、授業内容はどんなものなのか、情報があまりありませんでした。
高校で仕事をしているけど、所属は教育委員会。高校の職員のようで実は違う。
そんな特殊な立場目線から、最近知った面白い北海道の高校3つを紹介しますね!
幌加内高校(ほろかないこうこう)
まずは僕自身が所属している幌加内高校。
僕の地元旭川から車で約45分の町にあった高校ですが、こんなに面白い高校があるとは全く知らなかったですね。
この高校で一番有名なのはそば打ちを学校の授業で行うという特殊な必修授業があるところ。
そば打ちがやりたくて入学してくる学生も、そばに興味がなかったけどやっていくうちに興味が湧く学生も様々います。
段位認定会では審査員が審査をし、報道陣も取材に来るほどの一大イベントとなります。
カフェからものづくりまで?!
意外に知られていなかったのが学校の授業でカフェの運営やベーカリーなどの授業を行なっているということ。
学校では農業の授業も必修となっており、農場で作物を生産して自分たちで加工して販売まで行うという工程をカリキュラムとしています。
その中でも先生たちが遊び心を入れて、使用済みのトマトジュースの空き瓶を使ったハーバリウム作品を作る授業などを取り入れていること。
色のついた砂やドライフラワーを入れてジェルで固めるハーバリウム。
とても学校の先生が作るクオリティとは思えない作品ですが、これを授業で取り入れるという発想が面白い。
またドライフラワーは学校で栽培した花を使って、原産からできるだけ自分たちで作るという考え方も面白いですね。
鵡川高校(むかわこうこう)
鵡川高校の一番の特色はやはり恐竜を全面に押し出しているところ。
学校で恐竜に特化した高校なんてあるんですか?!僕も子供の頃は夢中になって恐竜図鑑を読んでいました(笑)
校長自らがツイッターを使って様々な鵡川高校の魅力を情報発信をしており、他の高校とはちょっと違ったテイストが生徒にも好評がありそうな学校ですね。
鵡川高校も幌加内高校と同じく「地域みらい留学365」の対象高校となっており首都圏などからの国内留学を行う学生が1年間留学制度を利用してやってきます。
また高校を軸として地域振興を進めている町でもあるので、卒業後に町づくりやそれらに関わる仕事がしてみたい学生にとってはかなり面白い経験ができる学校ではないでしょうか。
学校ホームページはこちら↓
音威子府高校(おといねっぷこうこう)
美術工芸に特化した北海道でも北部に位置する、現在注目されている高校の一つ音威子府高校。
高校からものづくりや作品作りが好きな学生向きの学校ですね。
学校のホームページに動画が記載されています。
生徒の多くは僕の務める幌加内高校と同じく寮生活のようですが、僕自身高校3年間を寮生活で過ごした一人です。
何よりも寮生活で過ごす高校の3年間は楽しく、特に同じ目的を持った美術や作品作りができる仲間と過ごす3年間は特別な高校生活になります。
勉強はどうも自分に合っていなかった。でも物作りや作品を作ることはなんだか楽しい。そんな中学生は無理することなく自分に合った高校を選ぶのも大切な進路選びですよ。
まとめ
僕自身、高校から親元を離れて生活していましたが、寮生活で得れる経験というものは学校を卒業してもなお自身の経験として残るものです。
また多くの人と違った経験や学びをすることは社会に出た時に大きな“武器”となるものです。
これらの3校には様々な土地から集まった高校生が在籍しているので、田舎であっても小さな世界ではなく、色々な知見が学べることも大きなメリットとなります。
今回紹介した高校以外にも特色のある高校はいくつもあるので自分が興味のあることをネットで検索し、自分に合った高校を見つけてください!
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