アリゾナ→LAへ
昨晩「一緒にLAまで乗せてって」と言っていたホーリーとマリー。
朝になって「やっぱり明後日の出発にしたいから」と言ったので、僕は予定通りLAに戻って明日の朝の早朝にメキシコに飛ぶことに。
そんなところにいつの間にか一緒に生活していた台湾人のシーシーが「私もLAまで連れていって欲しいんだけど」と言うので「OK」と言って、シーシーとLAに向かうことに。
こんな画像しかなくて申し訳ないけど。
正直なところイギリス人の彼女たちの英語について行くには頭の中が本当に疲れてタフなことなので、ある意味台湾人のシーシーの英語の方が僕にとっては楽。
英語でコミュニケーションをとることはできるのだけれど、ずっとネイティブの会話について行くのはかなりのもの。
いつも「英語を勉強しなきゃ」とは思うのだけれど、ある程度のレベルから上達していなく結局そのまま今に至ってますわ。
生活レベルのコミュニケーションは取れるけど、ネイティブの日常会話になるとついていくのは難しいと言うのが僕の英語のレベル。
まあもっと海外を楽しく旅したいなら勉強すればいいだけの話なんだけどね。
レンタカー借りた場所ぐらい覚えとけ
毎度毎度のことだけど、自分のこういう適当なところに疲れる。
レンタカー借りたのに、借りた場所を全く覚えてないw
とりあえずシーシーをLAのダウンタウンで降ろして「確か空港の近くだった」という適当な勘を頼りに、飛行機が降りているあたりを目指して車を走らす。
車の中に入っていた、レンタカー屋のパンフレットから住所を探し出して、ガソリンスタンドで「ここの住所ってどこ?」と聞いて、言われた場所に車を走らす。
が、しかし見当たらず超ドレッドヘアの似合う黒人の女に「ここの住所どこ?」と聞いて再び戻ることに。
でもやっぱり見当たらずコンビニの店員に聞いて車を走らすが、これも結局だめ。
「みんな本当に分かってて教えてくれてるのかYOー」
と、車の中で大きな声で独り言。
本気で諦めようとする
「いや、本当にわかんねー」となって“これって車捨ててメキシコ飛んだらどうなるのかな?”と良からぬ考えが頭をよぎり出す。
うん、それほど絶望的になってましたよ。
セドナの町にいく時もガイドブックもカーナビもなく絶望的だったけど、車を返す時もやっぱり絶望的。
ある程度のところまでは来ているはずなんだけど、いかんせん広すぎるLAの空港の周辺。
パトカーとすれ違った時に車から飛び降りて「ここまで連れて行ってくれ」って言おうとしてたしね。
幸せとは
もう諦めて本当に車投げ捨てようと考えていた時に奇跡のレンタカー屋の看板を発見。
ものすごい幸福感で満たされましたよ、そりゃあ。
「あったぁぁぁぁぁぁYOー」ってLAのラッパー並みに車の中で韻を踏んでましたから。
何が旅人だよ、何がTABIMINTONだよ。
お前、どんだけ旅慣れしてるか知らないけど車借りたとこぐらい覚えとけ!
って外野から聞こえそう。
こんなもんですよ、僕の旅なんていつもさ。
ホーリー裸を見せたお礼にバッテリー盗む
朝にみんなと別れる時に「ホーリーさ、俺のモバイルバッテリー貸したんだけど返して?」と言うと「車の中にそのまま置いておいたよ」と。
ホーリー↓
「いや、車の中にないし、ホーリーに昨晩貸したの覚えているんだよね」
「いいえ、私は持ってないわよ。ほらどこにもないでしょ?」と今朝のやりとり。
彼女が持って行ったのは間違いないんだけど、もうやりとりが面倒臭くなって「まあ、いいよ、出発しなきゃいけないから」と諦める。
もうなかった物として諦めようとしていたのに車の中でシーシーのスマホにメッセージが。
だから言ったじゃん
「アキ、ホーリーから写メ送られてきて“これアキのバッテリー?”って」
ふざけんな!!
すでに200キロも離れてから見つけて「アキのバッテリー?」って!!
だからお前に貸したって何度も言ったじゃねーかよ!!
つーか、こっちは諦めてたんだからわざわざそんな写メ送ってくんなやー!!!!
その写メ送って俺に確認したところでどうすんだよ。
ホーリーお前、裸見せたからバッテリーもらってもいいよねって勝手な解釈しているわけじゃないよな?
だったら俺の裸見せてやるからメキシコまでバッテリー持ってこいやぁぁぁ!!
と、ブログでストレス発散。
乙。
久々に空港に泊まる
明日の朝6時にフライトなので今日は覚悟してLAの空港に泊まることに。
どうせLAの市内で宿泊しても日が昇る前にはチャックアウトして空港向かわなきゃいけないから、それならそのまま空港にステイしようかと。
ほら、僕のバッグの隣でモーガンフリーマンみたいな黒人の男も寝てるよ。
空港はフリーwifiもあるしさ。でも本当はフリーwifiはあんまり使用しないほうが安全なんですよ。
特に空港のフリーwifiは一番情報を盗まれやすいと言われてますしね。
今空港のフリーwifi使ってる僕が言うのもなんですが、空港のフリーwifiはなるべくアクセスしないほうが身のためです。
セドナの石屋について
今回セドナに来ている目的の一つは石の買い付け。
セドナは世界中から色々な石が集まっていると言われている場所でもありますから。
まあ何度も言うようにバドミントンコーチ兼、ブロガー兼、石屋をやってますからね、一応ね、一応。
でもアメリカ自体物価が高いのと、セドナも観光地となっているので基本安くはない。
ただ、日本でお目にかかることはないような石だったり、時には隕石なども見て触ることができるのでそんな楽しみもできる場所。
今回は買い付けの仕事も頼まれていたので、色々とチェックはしたものの、セドナで買い付けて送料使って送るとなるとやっぱりそれなりの値段にはなっちゃいますね。
まあ石の値段は相場があるようでないものですし、その人がその値段で欲しいとなればその値段でいいものなんですよ。
ある人にとっては500円でもある人にとっては5万円の石だってある世界ですし。
なんかそんなところも面白いかな、僕にとっては。
世の中には本当に出回っていないセドナ産のクリスタルや自らがやっている“名もなき石屋”でアクセサリーとして売りたいものも少し仕入れました。
是非帰国したら渡る人のところに渡って欲しいですね。
クリスタルを抱える奇妙な妖精とブルートパーズ。かわいいよね。
貴重なmade in Sedonaです。
アメリカまとめ
アメリカと言っても今回はアリゾナのセドナという小さな町に数日滞在しただけなのでアメリカを語れるほどではないし、LAをはじめとした西アメリカと、
NYをはじめとした東アメリカではやっぱりかなり色合いは違ってきますしね。
物価がやっぱり高かったのと、アメリカのスケールの大きさを見ていると、そもそもの視野とスケールが大きいから多くの人が魅力を感じるのもわからないわけでもない。
何かで勝負するなら東京で勝負するより、アメリカの方がチャンスもスケールも大きいだろうし面白みはあるでしょう。
コンビニやその他の簡単な仕事は中南米を中心としたヒスパニック系の移民が店員をやっていて、白人がやっているようなことはまず見ない。
車を返しに行ったレンタカーの店員たちもヒスパニック系。
でもなぜかヒスパニック系のスペイン語を聞くと、僕は親近感というか安心するんですよね、アメリカ国内では。
こちらも簡単なスペイン語で応対すると「おお、お前スペイン語いけるのか?!」となって会話も弾むし。
本当にサクッとしかアメリカは見ていませんが、アメリカの土台を支えているのはヒスパニック系を中心としたワーカーの国という感じですかね。
さて、空港でもう少し時間潰してメキシコに飛びます。
チャオ。