奈良岡くんがインターハイシングルスで優勝できなかった理由

単純に言って試合数の数

 

すんませんね。淡路島の田舎に隠居しながら、週末はお祭りで騒いでるどっかのおっさんが

「単純に試合数の数」とかって、試合も見てないのにそれっぽいこと言っちゃって。

えーっと、何かと今は話題に上がる選手みたいですね。僕テレビを持ってないんでスポーツニュースとか見ることできないんですが、きっと取り上げられたりしてるでしょう。

高校生のインターハイって強い選手は試合の数が本当に多いんですよ。

まず団体戦で決勝までに行くのにシングルスとダブルスに掛け持ちした場合5〜6試合は出るでしょうか。

そのうち1〜2回戦は疲労が蓄積するような試合はしませんが、3回戦ぐらいからそこそこ本気での試合になるのではないでしょうか。

サクッと高校総体の団体戦の結果を見てみると、優勝した大林君と奈良岡君はここで一度試合をしていますね。

結果は2対1のスコアで奈良岡君が勝っています。21ー18、18ー21、18ー21というスコアーをみると相当な接戦です。

しかも第3シングルのエース対決ですので注目も高かったでしょうし、疲労感も半端ではなかったと思います。

その後勝ち上がった奈良岡君は団体戦で3〜4試合ほどこなしています。

彼がここで試合をこなしている間に、大林君はその分体を休めることができるのです。

そしてこの一番暑い時期。試合数も多いバドミントンの場合、全ての試合を大きな体育館でできるわけではないこともあるんです。

インターハイは様々な種目が一斉に同じ地域で行われますのでバドミントンの場合、最初の3回戦くらいまでは高校の体育館だったり、小さな体育館で行われることが多々あります。

今回の大会がどのようなものだったか知りませんが、学校の体育館で試合を行った場合もちろんクーラも点けれずその中に観客が入るわけですから完全サウナ状態での試合になるんです。

これがインターハイの過酷さなのです。体に溜まる乳酸値は大変なものになります。

そして、団体戦が終わるとすぐにシングルスとダブルスの試合に入ります。休む暇はありません。最初の個人戦で3〜4試合はこなすはずです。

両方勝ち上がると次の日も4試合はやります。大会によってはようやくここで大きな体育館で試合ができるでしょうか。

なので選手によっては大きな体育館で試合をすることもできずに、どこかの学校の体育館で試合をして負けて帰ることもあるのです。これがインターハイです。



準決勝と決勝のスコアー

大林君は準決勝はスコアー的には楽に勝ち上がっています。しかし奈良岡君は1セット目で29ー27とギリギリ取っています。

これは精神的にも疲労が溜まる試合ですね。このスコアーだけ見ると、すでに疲労しているのが想像できます。

そして決勝では21−15、21−14という団体戦の時とは打って変わりさらっとした点差です。

スコアーだけでのすべての判断はできませんが、インターハイという大会を想像するとこの試合数と疲労感に最後は力尽きたといった感じでしょうか。

そして何より周囲からの「勝って当たり前」という期待感ってやる側からすると相当なプレッシャーがあるんです。

まあ、奈良岡君のような選手はそういうプレッシャーにも強い選手かもしれませんが、これは本人しかわかりません。

でも、周囲が勝って当たり前と思う雰囲気ってやはり本人に伝わるのでプレッシャーはあったはずです。

大きな体育館で1コートだけの試合をやるって気持ちいい反面、ステージ上にいる大会本部からの役員の視線はすごいプレッシャーです。

技術的なこともそうですが、高校一年生でこの試合数をこなす体力はすごいですよ。

これから協会も東京オリンピックに向けてさらなる強化体制に入るでしょうし、彼自身も自分の目標と夢を叶えることができたら良いですね。

優勝した大林君、おめでとうございます。ようやく重圧から抜けれ今は心地よい疲れでしょう。全日本総合選手権も頑張ってください。

以上、見てもいないのに勝手にスコアーからのレビューでした。

次はちゃんと見てレポしなやダメだね。

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元バドミントン全日本ジュニアチャンピオン。高校在学時に全日本総合選手権に出場。高校で選手を引退した後、アジア、南米、北米、オセアニアを旅する。アジアでは旅をしながらバドミントンで遊ぶ。帰国後は沖縄の宮古島や淡路島で島暮らし。元バドミントンネパール代表コーチ。元メキシコジュニア代表コーチ。勉強しない子供より、遊ばない大人を心配する37歳。