高校魅力化コーディネーター3ヶ月経過。稀な仕事の内容とは?

高校魅力化

こんにちわ。hassyです。

北海道の幌加内高校で高校魅力化コーディネーターとして3ヶ月。

他にあまり類を見ない稀な仕事ですが、3ヶ月を経過してどのような感じなのか記事にまとめておきます。

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地域みらい留学365

高校2年生の1年間を地方の田舎にある高校に留学するというコンセプトで始まった「地域みらい留学365」。

2020年の7月から北海道の幌加内高校はこのプロジェクトが本格的にスタートし、現段階で3ヶ月目に入ります。

こちらのプロジェクトに選出されている高校は全国で12校。

  • 北海道鵡川高等学校
  • 北海道斜里高等学校
  • 北海道幌加内高等学校
  • 岩手県立葛巻高等学校
  • 山形県立小国高等学校
  • 石川県立能登高等学校
  • 三重県立昴学園高等学校
  • 島根県立大東高等学校
  • 島根県立三刀屋高等学校
  • 島根県立津和野高等学校
  • 島根県立隠岐島前高等学校
  • 高知県立嶺北高等学校

これらの学校が「地域みらい留学365」の対象校になっているということです。

7月~9月フェスタ期間

2020年度はコロナの影響もあり、本来予定していた首都圏や大阪などでのブース開催は行わず、全てオンラインでの学校紹介となりました。

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2020年度以降はどのような形や期間でフェスタを開催するのか、今後もオンラインで開催するのかはわかりませんが、各校初めてのことで色々と試行錯誤を繰り返しました。

特にスタート当初は学生の集客に苦しみ、夏休期間などもあったため多くの学校が学生と学校のマッチングに苦慮。

特に各校の学校はもちろんコーディネーター側としても、勝手がわからないところからのスタートだったこともあります。

情報発信の難易度

当初は認知度も高くなく、各校で情報発信を行なっていたものの、その情報がユーザーに届いているのかどうかわからない状態。

手探りの中での情報発信でした。

ブログ運営や情報発信もそうですが、発信をしていて一番辛いのは反応がない状態。

この状態がしばらく続き手応えを掴むことができずに、オンラインでの生徒募集を行なっていました。

zoomを使ったオンラインでの学生集客は学生側が顔出しをしなくてもできるため、表情を読み取ることができない難しさ。

こちらも各校が悩むことの一つだったかもしれません。

幌加内高校での取り組み

「地域みらい留学365」で留学を希望する生徒のコーディネートが高校魅力化コーディネーターの主な仕事となりますが、サイトやSNSを利用した情報発信も活用しています。

学校のホームページ以外に「地域みらい留学365」を軸にした新しいサイト幌加内高校セカンドチャンネル

幌加内高校セカンドチャンネル
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インスタアカウントの開設→こちら

などで「地域みらい留学365」を検討している学生への対応を進めています。

SNSのアカウントやサイトの運営は長期にわたって育てていくものなので、来年、再来年と「地域みらい留学365」が続けることが可能なら情報の多いものとなっていくでしょう。

今まで「地域みらい留学365」で留学した生徒がどのような形で留学したのか。

どのようなハードルがあったのかなど、様々な結果が出ると思います。

10月より募集開始

約3ヶ月間に渡りオンラインでフェスタでの学校案内などを終えて、10月より留学希望者を対象としたオープンスクールを開催し半ばから本格的な募集期間になります。

まずは一次募集。そして二次募集までを予定しています。

コロナの影響で現地でのブース開催は行えませんでしたが、コロナの影響でGoToが利用できるようになり北海道へ来ることも負担が軽くなりました。

オープンスクールの費用も町が半額負担していますので、かなり格安でオープンスクールへの参加を案内できたのも大きなメリットでした。

地方創生の後押し

コロナの影響は良くも悪くも地方創生の後押しを進めました。

特に人口密度の高い首都圏を中心に地方移住や地域留学などへ目を向けた人も多く重なった時期であったかもしれません。

そもそもの「地域みらい留学365」の本筋は高校を軸とした地域創生。

要は首都圏を中心とした学生を留学させることで、地域の活性化やその後留学した地域への何らかの形で携わることが期待されています。

子育て世代やリタイヤ世代を中心に地方への目が向き始めているところに、学生も目を向けるようになると地方のあり方が変わってくるかもしれません。

都会から田舎へ

一昔前のことだと、多くの若者は都会へ目を向けていた時代です。

それが時代の変化と共に地方へ目を向ける学生も一定数増えてきました。

海外の高校に通っている学生もこの地域留学制度を利用しようとしたり、田舎への注目度は日に日に高まっています。

子供本人だけでなく、親からの勧めで目を向ける学生が増えているのも面白いとこです。

地方移住は若年層へ

これも一つの移住の形ですが、国の後押しで地方移住は若年化しつつあります。

若いうちから地方で生活経験をするということは、今までとは違った価値観を生み出すかもしれません。

特に様々な事柄がオンラインで通用することがわかった現代社会は、学生のあり方も変化することでしょう。

若年層の地方移住がトレンドになる可能性すら持ち合わせています。

まとめ

2020年以降の高校魅力化コーディネーターに就く時にはある程度の流れができていることでしょう。

今年度は多くの学校が初めてとのこともあり各校手探りで始まっている状況です。

その中でコロナの影響もありオンラインなども初めてのことばかりでした。

時代の変わり目にこのような状況でプロジェクトを推進していること、新しいスタイルを構築していることなど、そこにはそこの楽しさがあります。

今後同じポジションで活躍する人も出てくるでしょうし、一つの参考にしてみてください。

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