
こんにちわ!北海道の幌加内高校で「高校魅力化コーディネーター」として高校の職員室からブログ発信をしている世界を旅していた旅人のhassyです!ちょっと面白い高校を紹介するから見てみてよ!
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高校はめんどくさい?
「高校行くのはめんどくさい」「高校で嫌な先生がいる」「高校なんて意味がない」「高校やめたいけど親に言えない」
そんなことを考えている君は別に特別なことではないですよ。
僕だって高校をやめようとしたし、めんどくさかったし、勉強嫌いだったし、嫌な先生もいました。
ちょっとツイッターで検索をすると高校をやめたいと思っている友達はたくさんいるよね。
大学に行っても大学をやめたくなる時もあれば、大人になって仕事をやめたくなる時もあるのは特別なことじゃない。普通のことだよ。
何も心配はいらない。心配なのは親に言えない、言っても聞いてもらえないことだよね。
地域みらい留学365って知ってる?
今僕が北海道にある幌加内高校でやっている仕事は「高校魅力化コーディネーター」といって、高校の魅力や地域の魅力を発信する仕事なんだけど、実は幌加内高校では1年間北海道の田舎で国内留学をさせてくれる学校なんだ。

2020年から国の政策で始まったこの制度は、全国でいくつかの学校が認可されていて、今の学校が合わない、もうちょっと違う経験をしてみたい、学校はやめたいけどやめた後に何をやればいいかわからない、そんな君にぴったりの制度だよ。
この制度に選ばれている高校は普通の高校とはちょっと違う変わった高校ばかり。
例えば僕が仕事をしている幌加内高校では学校の授業でベーカリーやカフェ、そば打ちだったり農業など、みんなが高校を卒業した後にすぐに実践として使えることを勉強できる学校なんだ。
今の高校一年生
対象は今現在の高校一年生。
実際に高校に入学してみたものの、もっと違うことをやってみたい。高校を変えて今までと違う生活をしてみたい。
そんなことを考えているのならば、とてもお勧めの制度ですよ。
専門を学ぶ
高校で今までのように義務教育をだらだらと学んだところで、それは社会に出てどれくらい必要になるかな?
それよりも専門的で、実践的な勉強を経験して社会に出るとさらに実社会に近い形で成長ができるし、何よりも無駄な時間にならない。
座学ばかりの勉強だと、授業で寝ているだけか教科書にいたずら書きをしているだけじゃないかな?
でも僕の働いている幌加内高校は実戦形式の授業が多いから、毎日机に座っているわけではないよ。
実はこういう学校って全国にたくさんあるってことも知っておくことも大事なこと。

今の高校に入学はしたものの、自分の感覚と何かが違ってやめたいと思うなら他の高校に行くことも考えてみてはどうだろう?
親に言えない?
- ダメに決まってるじゃないか
- 高校やめてどうするんだ
- なんでみんなと同じように通えないんだ
- 高校は卒業しなきゃダメだ
それはこんなことを言われるのが想像できちゃうからじゃないかな。
たったその一言ってなかなか言うことができないよね?
でも親が言うことが世界の全てではないし、絶対的な正解でもない。
確かにお金を出してくれているのは君たちの親かもしれないけど、君の人生の決断をするのは君の大事な権利だ。
そのことで悩んでいるならまずはこの記事を親に見せて、転校したいことや国内留学という制度があることを知ってもらおう。
転入も受け入れている
「転校してもうまくいくかどうか不安」
そんな心配はいらないよ、と僕が言い切れる裏には幌加内高校では多くの転入生を受け入れてきた経験と実績があるからなんだ。
高校に入ってみたものの、思っていた高校生活ではなくてうまくいかなかったなんてことで自分を責める必要は全くない。

今までの生活を変えて北海道の高校に転入してみるのも面白いと思わないかい?全寮制の学校で町からの補助もある学校だから金銭面での負担も大きくはない学校だよ。
面白い学校だと思わないか?
勉強するだけの高校って面白い?
君が高校をやめたいと考えているのは勉強が面白くないからじゃないのかな?
勉強なんて面白くもないし、社会に出て役立つことも正直なところそんなに大したあるわけではないんだよ。
僕だって高校で習った古典の授業は全く自分の人生に生かされていないし、数学で習った因数分解だって何一つ役にも立たない。
それなのに学校の先生は成績で評価して判断をしようとするよね。
大丈夫。今こうして高校で働いている僕が言うのだから問題ない。
そんなことよりも僕が今働いている幌加内高校のように実践的な授業をやっている高校だってたくさんあるってことをまずは知ってみよう!
授業でカフェやベーカリー?
そもそも僕だって高校って数学や英語、国語や社会など中学校でやってきたことの延長だと思っていた。
実際に高校に入ってみるとやっぱり同じで、正直どの授業も机にうつ伏せになって寝ていた生徒だったよ。
でも今僕が仕事をしている幌加内高校は学校でベーカリーを作り、カフェを運営する授業を行なっている。
例えばこの授業は6次産業授業といって、農業授業で作ったものを加工して販売まで行うというプロセスを学校の授業で行なっている一つの授業だよ。
流れはこういうことだ。
「1次産業」
農業を学びまずは自分たちで食品になるものを“生産”していくことを経験として学んでいく
↓
「2次産業」
それらで育った作物を“加工し自分たちで調理”して商品となるものを実際に作っていく
↓
「3次産業」
商品となったものを自分たちで“お店作りから学び販売”をしていく
これが6次産業というものだ。
実際には6次までの工程ではなくて1次 x 2次 x 3次で6次産業ということだよ。
実際に社会で大人がやっていることを高校で学べるということだ。
高校とは一番成長できる時期
実際に僕が大人になって思うこと。
僕は大学を卒業したあと、一度は就職したものの世界を旅する旅人となりたかったから会社をやめて旅に出た。
でもやっぱり後悔しているのは、高校でもっと英語を勉強していればよかったなって思うことが多かったよ。
大人っていうのは贅沢な生き物で、大人になってから「学生の時にもっと勉強を」ってほとんどの人間が痛感するんだ。
「そうならないために高校で勉強しろ」
そんなことは僕は言わない。
でも一番自分の能力が伸びるのは高校という時期であることは間違い無いのだから、その高校時代で学びたいことを学べばいい。
勉強が学びたくないのなら、僕が仕事をしている幌加内高校のように、様々な特色を持った高校は日本にはいくつもある。

地域みらい留学もそうだけど、まずは地元の近くや自分が住んでみたい地域などで特色のある高校を探してみてはどうかな?
つまらない時間を過ごすな
学校に行っても家に帰ってもつまらない。
そんなことは感じていないかな?
朝起きて、とりあえず学校に行って、理解のついて行かない授業を受けて、家に帰ってスマホをいじって寝る。
そんな毎日は過ごしていないかい?
そんなつまらない毎日を変えていくにはどうしたらいいか教えよう。
寮生活をしてみないか?
例えばこれは僕がいる学校の寮生活の様子だ。
僕自身、高校時代は寮で生活をしていたけど、つまらない日なんて一度もなかった。
それは友達が常に一緒の生活をしていたからかもしれない。
親と一緒にいなかったからかもしれない。
でも本当のところは「自分で自分のことをやっていたから」だと今になって思うよ。
自立する楽しさ
親から離れて生活をしてみるのは大変だと思うかい?
答えは「No」だ。
実際に自分で自分の生活を始めるのはとても楽しい。それはなぜか?
自分が成長しているという実感があるからだ。
君がもし今つまらないと感じているのは、何か前に進んでいない感じがあるからだよ。
もし自分が少しでも前に進んで、成長している感覚を実感すると毎日が楽しくなる。
毎日が楽しくなると、つまらないと感じていた学校もなぜだか楽しくなるんだ。
編入するという選択
学校をやめて編入するという選択肢も考えてみてはいかがだろうか。
やめた後に何もやることがない。行くところもないとなるとそれはそれでつまらないものだ。
先ほどの地域みらい留学のように国内留学をするという選択肢もあるけれども、それでもやめたいと考えるのであれば編入も一つの選択肢だ。
通信制や定時制が人気の時代
ここ数年、時代の変化と共に通信制や定時制の高校に人気が出始めていることはご存知でしょうか?
特に著名な方が代表を務める通信制高校は着実に増えて来ています。
そんな高校も少しご紹介しましょう。
ゼロ高等学院
ホリエモンが代表を務めるゼロ高等学院。
こちらの通信制高等学校は現在様々なメディアでも取り上げられ学生からも注目を浴びている通信制高校の一つとなっています。
詳しい高校のカリキュラムなどはこちらから↓

本田圭佑のオンラインスクール
サッカー元日本代表の本田圭佑が自身の経営する会社Now Do株式会社を通して設立するオンラインスクール。
学校の名前は今の所未定(2020年9月現在)のようですが、教育に関して強い意欲のある方なので世間からも注目されている通信制の高校の一つです。
トップアスリートとして世界を肌感覚で味わい、伝えたいことや伝えれるものは他とは一線を引いているのではないでしょうか。
N高等学校(ドワンゴ学園)
ニコニコ動画と出版業界のカドカワがネットと通信を活用して設立した学校。
2020年9月現在で15000人の生徒が学んでいます。
~ N予備校特別授業 ~タイムマシンの検証から日本語・英語の違い、SNSの作り方まで 「学ぶって面白い」をテーマに特別授業を実施https://t.co/957f8K8hps
一見すると受験や単位に関係ないかもしれないけれども、知ると面白いものを題材に知的好奇心を刺激する特別授業を行います✨
— N高等学校(学校法人角川ドワンゴ学園) (@nhigh_info) August 21, 2020
N高等学校の公式サイトはこちら↓

まとめ
親や先生のいうことは正しいこともあれば、間違っていることもある。
嫌なことから逃げるのが悪いこともあれば、それが正しいこともある。
もちろんこの記事を書いた僕の言っていることが全てが正しいとも思ってはいない。
でも、君がこのブログを読んでいるということは高校をやめたいから読んでいるんだよね。
「高校やめたい」
その一言を親に言うのが難しいのなら、親と一緒にこの記事を読んでみてはどうだろうか。
幌加内高校の職員室で高校の様々なことも発信しているからツイッターからも色々見てね→(@tabiminton)

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