TABIMINTONが唯一桃田選手を羨ましいと思ったあの事件

バドミントン

ごめんなさい

もし思い出して嫌な人がいたり、桃田選手本人まで届くような記事ではないですが、不快に思う人がいたら先に謝っておきますね。

ちょっと昔の話をしますので。

どうもTABIMINTONです(@tabiminton

 

おそらくバドミントンを知っている人なら誰しもが知っている、桃田選手と田児くんが裏カジノで遊んでいたあの事件。

事件っていうとちょっと見栄え悪いんであまり使いたくない文言ですが。

実は僕あの会見を見ていて国内で唯一「いいなー」と思って見ていた一人だったと思います。

百人中百人が「何やってんだ」「かわいそう」「がっかりだ」そんな感じのことを思ったと思いますが、僕は「いいなー」でした。

その理由とは。

若くして奈落に落ちる意味

結果論として「今だからそう言えるだけだろ」。そう捉えられても仕方がないですが僕はあの当時自分のFacebookで肯定的な私見を述べていたはずです。

その当時はブログTABIMINTONでの発信もしていませんでしたし後出しジャンケンで何とでも言えるとも言われそうですが、僕の個人的な意見では「若くしてどん底を味わう人は大きく飛躍する」でした。

あの当時、桃田選手は二十歳そこそこだったでしょうか。

銃弾のように無数のフラッシュを浴びて怯える子犬のような目つきは、自信満々に満ちていた桃田選手の鼻を簡単にへし折りました。

全国民が若い彼を猛バッシングし始めたのです。

(全録)バドミントン・桃田賢斗選手と田児賢一選手が会見 その2

ホリエモンもどん底へ落ちた

少しジャンルを変えて視点を変えてみましょう。

若い世代の人はもしかすると知らないかもしれませんが、何者にも恐れず自らを突き通すホリエモン。

彼は若くして名声をあげた一人の実業家でしたが、インサイダー取引の容疑で逮捕されシャバから姿を消しました。

当時六本木のヒルズ族として名前を上げて、プロ野球球団まで買収しようとイケイケの状態から一瞬で牢屋に閉じ込められたわけです。

でもその屈辱をバネにそもそも知識とスキルのあったホリエモンはぶっとい柱を立てて今のポジションを確立しています。

当時の逮捕容疑はさておき、本当にどん底のどん底からのし上がった代表的な日本人の一人です。

キンコン西野氏も落ちていた

キンコンの西野氏がテレビに出なくなった頃、ネットでは何かあるたびに炎上し全ての方面からバッシングを受けていました。

そうれはもうありえないようなバッシングで罵詈雑言の嵐です。

彼自身がどん底へ落ちていたかどうかは本人にしかわかりませんが、世間体からすると落ちに落ちたタレントの一人だったのではないでしょうか。

しかし今現在では多くの老若男女が西野氏の一挙手一堂に注目し、アメリカのTimes雑誌の表紙を飾ったほどです。

オンラインサロンは日本でも一番の会員数を誇っていますし、クラウドファンディングをやれば一番お金を集めれる人です。

その根底には世間からバッシングされるというどん底期を経たからではないでしょうか。

限られた人しかどん底は味わえない

人は自ら望んでどん底へ飛び込むことができない生き物です。

そこには人間としてDNAに刷り込まれた防衛本能があるのではないでしょうか。

多くの人が他人に嫌われたくないですし、多くの人が誰かに認められたい承認欲求を持っています。

このどん底に落ちるという経験。

実はこれって限られた人にしか与えられないプレミアな経験

言わばそういう星の元に生まれた人なのです。

どん底というバネが最強の武器

人は色々な武器やスキル、経験を所持して生きていきます。

その中でどん底に落ちるという経験はレアアイテムのような最強武器です。

なぜならその武器を所持するには限られた人しかできない武器ですから。

言い換えると成功者への切符を手にしたのです。

もちろん切符の使い方は本人次第ですが、その特別列車への切符は手に入れようとして手に入れられないところがまた面白い。

それではなぜ限られた人にしか所持できない武器なのか?

そもそもが注目されてない

世の中の大半の人は世間から注目すらされていません。

だからこそ、世間に猛バッシングを食らうような経験はしたくてもできないのです。

逆説を唱えるなら、アンチやバッシングを受けてようやく半人前、要は他人から評価されるステージに登れるわけです。

アンチが出て半人前。他人から認められている間はまだ未熟児
批判されない=認知されてない 初めて世の中に自分書いた本を出した時、初めてネットの世界でディスられました。 無料期間で購入したのにも関わらずクソミソに。 「思ったより面白くなタイトルは釣り。本当に海外を旅した人ならこれくら...

失礼ながら言わせてもらうとあの事件が起こる前、桃田選手はそこまで世間から注目はされる選手ではなかったのです。

バドミントンをやっている人やスポーツに詳しい人が知っている程度の選手で、巷の人が「桃田」という名前を聞いて振り返るほどのネームバリューがあった訳ではありません。

しかしバドミントンすら知らなかった人が、裏カジノで遊んでいた彼を世間と一緒にバッシングするようになったのです。

この時点で、ようやく世間から評価されるステージに登ることができたのです。

そこからは自分の実力

そのステージに登壇してからは自分の実力です。

もちろん周囲のサポートもありましたが、全てのバッシングを応援に変えて、ドラマチックな選手に登りつめたのは、紛れもなく桃田選手の実力と実直な姿勢でしょう。

そして彼があそこまで大きなバッシングを受けたのはおそらく最年少ではないでしょうか。

若くしてあそこまで世間からバッシングを受けることは本当にきつかったはずです。

しかしそれはそれほどまでの星の元に生まれた人間だったからなのかもしれません。

個人的にはやんちゃでいてほしい

桃田選手がバッシングを受ける前はアクセサリーを身につけて、髪を染め「スーパーカーに乗ってガキンチョに夢を与えたい」と語っていました。

その後、心を入れ替えてそのような外見はなくなってしまいましたが、僕個人としてはやんちゃな姿に戻って欲しかったです。

確かにあれだけバッシングをされてしまっては、そうならざるを得ないのも分かりますが、だからと言って髪を染めるのが反省していないかと言われるとそれは関係ないことですし、スーパーカーにだって乗っていいはずです。

確かにバドミントン界のスターに登りつめましたが、どうも国民の総意に合わせた“桃田選手像”が僕にはもどかしく感じます。

僕は世界チャンピオンになった謙虚な桃田選手より、やんちゃだった桃田選手の方が見ていてスッキリします。

時代の流れ

野球の大谷選手、スケートの羽生選手、そして桃田選手。

彼ら、というか今の若い選手に共通して言えることは謙虚なスターであるということ。

もちろん性格の問題もありますが、これってネット社会の影響だと思うんです。

何か派手なことをしたり、強気な発言をするとすぐにニュースになったり、時には勝手なイメージが世間を一瞬で駆け巡ることも少なくはありません。

国民や今の時代に合わせたスポーツ選手がかなり多くなった、そしてまたそのように指導もされている現状が裏にはあることも理解せざるを得ない時代になりました。

プロの世界ではインタビューでの受け答え方や声のトーン、目線をどこに置いて話すかなど、メディア対応のレクチャーがあるんです。

サッカー選手だけは違う背景

しかしサッカー選手だけは強気な発言で自分を追い込み、世間のバッシングを真っ向から受ける選手が増えてきました。

この背景はおそらく欧州で戦うメンタルにはそれらが備わっていないと戦えないことや、中田英寿氏を始めとして本田選手のように強気の選手が日本サッカー界を牽引してきた背景もあるでしょう。

サッカー選手はブーイングと真っ向から戦わなければいけないスポーツなので、特に必要なメンタルです。

僕自身も海外で様々な国の人と関わる中で、やはり欧米人などとやりとりをするには日本人特有の謙虚さがマイナスに働くことを知っています。

ですので自分の意見ははっきり言いますし、時には欧米人に対してブチギレることもあります。

そうでなければアジア人はなめられてしまうからです。

欧米人に対して「おい、なめんなよ」とイニシアチブをかますことは、我々アジア人にとっては世界で生き抜くために大事なことでもあるのです。

最後に田児くん

これも後出しジャンケンと思われても仕方ありませんが、すでに10年以上前から海外を旅して様々なバドミントン事情を見ていた僕は「もう日本いいから海外行っちゃえよ」と思って見てました。

彼ほどの実力とネームバリューがあれば日本で針のむしろになるよりも、即刻出国して違う国で活躍できることが分かっていたからです。

日本ではやらかした田児選手でも世界では世界のTAGOになることを知っていたからです。

そしてまた海外のチームで活躍した方がお金になりやすいのも分かっていました。当時はですが。

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現在はマレーシアを拠点に活動をしているみたいですが、生活もしやすい国ですしマレーシア国内でバドミントンの位置付けも高い国ですので、選んだ国としては間違ってはいないのではないでしょうか。

バドミントン系ユーチューバとして実績ともにwebの世界にポジションを築きあげたのもある意味、人間万事塞翁が馬。

人生における不幸がどう転ぶかわからないということですね。

きっとこのポジションはライバルのいない不動のものとなるでしょう。

実は男子バドミントンを認知させたのは裏カジノ

ほとんどの方が覚えていない2014年でのトマス杯日本男子の優勝。

日本男子サッカーがワールドカップで優勝するくらいのことと捉えて問題はないでしょうが、ぶっちゃけて言うと、ある程度のスポーツニュースでは報道されたものの、多くの国民は知らないことですし、記憶にもないことです。

しかし皮肉なことに、世の中に男子バドミントンと言う競技を認知させたのはこの「裏カジノ」問題。

日本男子バドミントントマス杯優勝と日本男子バドミントン裏カジノ事件、どちらを知っていますか?と街中の人にアンケートをしたら、間違いなく後者でしょう。

【ワイドナショー】 2016年4月10日 ⭐ バドミントン選手違法賭博記者会見

トマス杯優勝は取り扱わなくても、裏カジノで遊んでいたことは多くのメディアが取り上げたことですから。

世の中なんてそんなものですし、どれだけ世の中に認知されるために頑張って優勝しても、認知をされた背景には田児くんが裏カジノに出入りしていたからなんです。

これはこれで捉えようによってはある意味功労者

もう少し時間がたった時に、この事件がもたらした意味を教えてくれるのかもしれません。

まとめ

少し話はそれましたが、一度人生のどん底を味わったお二人。

誰しもが経験できることではありません。

二人とも大きなどん底を若いうちから経験できたことは、僕個人としては羨ましい限りです。

小さなつまずきでは大きな飛躍はありません。

大きなつまずきをするからこそ、突き抜けたジャンプをできるのが人生。

お二人にはお二人に与えられた人生の役割をもっと見せつけてもらいたいものですね。

だってどん底を味わった人の人生って人間味があっていいじゃないですか。

バドミントンも人生もミスのない試合なんて一試合もないんですから。

TABIMINTONがバドミントンで成功しなかった理由
全日本ジュニアで優勝し、高校生で全日本選手権出場。 見る人によっては成功と捉える人もいるかもしれませんが、実業団でプレーヤーとしてプレーもしていませんし、国際大会での実績もありません。 実業団に進まなかった理由は、そこまでしてバドミントンを続けようという意思がなかったから。 生粋の練習嫌いで、常にサボる理由を探していました。
This is me
どんな人間? 生まれは北海道。十代の頃はバドミントンで日本チャンピオン。 二十代になってオーストラリアで生活後アジア、南米、北米を放浪。 三十代になり沖縄の宮古島へ移住。その後兵庫県の淡路島に移住と、国内の島生活を楽し...

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