商品は「自分」
自分=商品
さてそろそろそんな新しいことをやり始めてみてはどうだろうかと考えてます。
いかにして自分を商品として構築していくか、どのようにマーケティングするのが面白くベターなのか。
何かを作って物を売ったり、表現して対価を得たり、会社員ならば時間を会社に売って報酬を得ていることでしょう。
しかし周囲に自分自身を商品としてやっている人は今のところ見当たらないので、何をどうしていくべきか日々考えています。
考えるよりも行動してトライアンドエラーをしていく方が早いので、何れにせよ行動はしなければ何も始まらないのだけれども。
自分の強みとは
あなたは自分の強みについて本気で考えたことがありますか?
僕は自分=商品と考えた時に強みと言えるものを書き出すとこんなところ。
- バドミントン元全日本ジュニアチャンピオン
- バドミントン元ネパール代表コーチ
- 海外を長く旅した旅人
- 電子書籍の出版とトークライブの依頼
- ブロガーとして収益をあげている
- 現地まで行き天然石の採取ができる、目利き
- 天然石を使ったアクセサリーの作家
- メンタル心理カウンセラー有資格者
- 手話、英語、スペイン語でのコンタクト可能
大きくまとめるなら行動力と経験なのかもしれないですね。
本音を言えばこれらが自分の強みや商品価値として考えることはさほどなかったです。
「やりたいからやっている」程度として遊びの延長としてしか考えていなかったのですが、
最近はこれらが他人からすると「行動的」「経験が豊富」「魅力」として映っているということに少しづつ自覚が出てきました。
「すごいね」「面白いね」と今まで何度か言われたのですが、正直あまりピンときていなかったというのが本音なんです。
どこか他人事のように聞き流していました。
ターゲットは?
- 行動を起こしてみたいが一歩を踏み出せずにいる人
- 今の人生に納得いかずモヤモヤしている人
- やりたいことがわからない人
- 失敗を恐れている人
大まかに考えた時にこのような悩みを抱えている人がターゲット(ユーザー)と言っていいのかもしれないです。
さてこれらの人が居たとして、彼らは僕に何を求めるでしょうか?
僕はどのように自分の商品価値を提供することがターゲットを満足させられるでしょうか?
一つはお話会や良質なセミナーを開催して提供することができるが、問題は満足以上の商品をどのように提供するかということ、
またそのようなターゲット層をどのように集客するかということ。
考えたきっかけ
日本に帰国してきてから主に生計を立てているのは、バドミントンのコーチング、天然石のネックレス販売、ブログの3つ。
天然石の販売だけで先月は22万の売り上げがありました。
HPはないけどゆる〜く気ままにやっている「名もなき石屋」↓
しかし色々やってみると面白いことにある程度の限界を感じてみたり、
売れ方に様々な気づきを与えてくれるものです。
カフェで4万なのに
ふらっと立ち寄ったカフェで隣に座った女性が「何している方ですか?」と話しかけてきたので
「石屋です」
そういってアタッシュケースからオパールやクリスタルのネックレスを見せただけで絶賛し、その場で電話し色々な友達を呼んでくれました。
「今すごく面白い人きているからカフェに来てみて!」と。
結果、コーヒーを飲みに行ったカフェで1時間で売り上げは約4万円。
しかし毎日外国人の多く来る観光地で一日営業していても、思ったように売れることがないんです。
頑張って1日6万円の売り上げ。ひどい時は数千円程度。
カフェの1時間で4万円の売り上げがあって、1日数千人集客のある場所で売って数千円。
さて人は何に対してお金を支払うのか。
人は商品にストーリーの付加価値をつけている
「これは僕がメキシコの鉱山まで行って、買い付けて来たオパールで・・・」
「普段はあまり定住していなくて、旅をしている方が多くて・・・」
「以前はネパールで代表チームのバドミントンコーチをやっていて・・・」
そんな会話の中から「面白い!この人の作る天然石のネックレスが欲しい!」となっていると思います。
もちろん、石も厳選して買い付けているので石自体のクオリティーもありますが。
しかしここで気が付いたのは、今販売している多くの外国人にアクセサリーが見向きもされないことから気がつきました。
「観光地でよくあるアクセサリーね」
そんな感じで手にすら持たれない状況。客の表情を見れば言葉を発さなくても何を思っているかくらいはわかります。
このきっかけがあったからこそ「自分」=商品にしてみてはどうかと考えてみた訳でもあるのです。
“彼らにすると僕はそこら辺にいるお土産屋の人と変わりはないのだな”と、カフェとの違いを痛感したわけです。
戦わない人生
戦うというと少々野蛮な感じもしますが、基本多くの人は誰かと戦わなければ生きていきていけないのが今の世の中。
仕事だったら必ずライバルやライバル企業があるはずです。
ライバルのない職種はよっぽどでなければ見当たらないのではないかと思います。
それならばライバルの存在しないブルーオーシャンを自分で作ることが一番面白い人生になるのではないかと考えたわけです。
もちろんそれには先ほども書いたように需要と供給がなければ成立はしないのですが。
ブルーオーシャンは作れるか?
もちろんやってみなければわからないけど、作りやすい世の中であることは確か。
ブログやyoutubeのように自分でメディアを持てる時代だし、多くの人が様々な形で自分の世界を表現して対価を得ていますね。
ただ結局のところ、ライバルが増えてレッドオーシャンになっているのも事実。
動画は誰にでも作れるけど、参入ハードルが低い分現在は多くの人が動画コンテンツで戦っています。
僕のブログも世界を旅しながらバドミントンコーチをしている人はいないけれども、
ラケットのおすすめ記事やシューズの記事などの物販記事はライバルが出てきて記事の順位が下がってきているのも事実。
ですのでブルーオーシャンであっても真似をされないコンテンツかどうかはとても重要なことですね。
結局のところ誰にも真似されないブルーオーシャンは自分自身をマネタイズすることが近道なのかなと。
まとめ
正解がないので険しい道のりになるかもしれません。
会社員ではないので上司に言われたことをやっていればいいわけでもなく、コンテンツ作りもニーズの検索も集客も自分でやってみないと答えがない。
しかしながらやる価値は少なからずあるのではないかなと思っています。
なぜならそれを考えた時にちょっとワクワクしている自分がいるから。
「いいんじゃない?自分を商品にするって考え。お前らしいよ」
そんなかすかな声がたまに聞こえるんでね。
挫折して、失敗して、恥かいて、それらも自分の商品にしてみますか。