働き方が変わると言われる時代
「終身雇用崩壊」「定年70歳」「社畜」
色々な言われ方をして今現在会社員として働いている人はやはり焦りや悩みはあるものなのか。
しかし、もちろんながらフリーランスで働く人も同じように焦ることもあれば悩みもあることでしょう。
何かとここ数年は「会社員はもうやめて個人で稼ぐ時代!」なんて言葉がネットやニュースで乱立しています。
挑戦に年齢なんて関係ない!
なんて言葉もよくありますが、実際は20代の頃のチャレンジ精神と、50代になった時のチャレンジ精神は同じモチベーションで行けるか?
と言われた時に難しいものがあるのも事実。
また今まで言われたことをやってきた人が急に自分で何かを始めて作り出していくというのも簡単なことではありません。
言葉に惑わされないことと適正
今やSNSの広告でさえ「これからは個人で稼ぐ時代」なんていう言葉が入ったものが目に入ります。
特に会社員をやめようと考えていないい人でも同じことではないでしょうか。
気にしない人は気にしないのでしょうが、ここ最近感じることは惑わされてはいけないということ。
もしあなたが自分で起業したり個人で何かを起こしたいのなら話は別ですが、
そのような気持ちもないのに毎日のように目に飛び込んでくる文言に惑わされて“今の時代会社員はやばいのか?!”と変に不安をかきたてないことです。
誰だって適正はある
自分で何かを始めるより、会社から与えられた課題を行う方が日本人にとってははるかに楽です。
おそらく多くの日本人は与えられた仕事をこなす方が楽でしょう。
これは僕たちが教育されてきたことなので、当たり前のことであって、だからと言って自主性がないというわけではないことです。
僕は個人的にそれぞれが適正の場所で落ち着くことが大事だと考えています。
ここ最近の「個で稼ぐ」という風潮は強風のように流れています。
そんな強風に惑わされることなく、腹をすえて会社員であることも大切なことです。
3・40代は狭間か?
就職氷河期が多いこの世代。
今の20代なら何も迷わずにフリーランスとなる人も多いでしょう。
また50代ならある程度割り切って会社員を続ける人も多いのではないでしょうか。
さて、何かと狭間のあるこの世代。
一番割り切りが難しいところがこの世代ではないかと考えています。
“独立するなら最後のチャンスかな”
“これ以上会社で働いても先が見えている”
“一度きりの人生だから挑戦してみたい”
そんな思いをしている人は多いのではないでしょうか。
そんな世代だからこそ
SNSやネットニュースでは「個で稼ぐ」というような文言が多く目に入るはずです。
その要因は次の通り
- インターネットは世代に合わせた広告やニュースを配信している
- そのような願望があるからついつい目がいってしまう
ついつい目がいってしまうのは心理的なものなので仕方ないとして、問題はネットがその世代に合わせてこのような配信をすることで
先入観を植えつけてしまうということ。
「今時会社員は危ないから早いうちに独立しとけ」
これらのような文字が目に入るたび、ニュースで聞くたびに不安を増幅させます。
業種を選ぶ
実際にフリーとしてやっていく際に、成り立つ業種とそうでない業種と分かれる部分があります。
ここ最近の20代の世代がフリーランスとして個人でやって行ける雰囲気があるのはエンジニアなどの業種が多いように感じます。
また、ブロガーやユーチューバーなどの新しい業種があるため、以前に比べてフリーとして活躍していける窓口が広がっているという現実もあるでしょう。
要は、web関係ができるとフリーランスとしての独立はしやすいということ。
そういった時代に、それほどまでスキルや知識のない世代がその世代に惑わされるというのも如何なものか。
憧れる気持ちは理解できますが自分がどの業種でフリーとしてやって行けるのかも考えなければいきません。
業種を掛け合わせる
あえて業種を掛け合わせてフリーとしてやるという方法も一つ。
簡単なユーチューブやブログと掛け合わせても良いかもしれません。
掛け合わせて行っていくことで差別化が生まれますし、誰かとのコラボでも良いでしょう。
まとめ
時代の流れなのかどういうわけか、ここ最近では時に「会社は辞めて個で稼ぐ時代」という風潮が色濃くなってきました。
どのような選択であっても良いでしょうし、どちらも経験している僕としては自分がどちらを選んで楽しいか、もしくは安心できるかということではないでしょうか。
またネット広告やニュースにはある種サブリミナル的な効果もあるので、多くの情報で自分の心が惑わされないことも大切です。
特に、3、40代はどちらに行こうとするにも迷いが生じる世代であることは間違いありません。
後悔のない選択をおすすめします。