毎日書くことよくできるね?
誰かに時たま言われるセリフ。
「よくそんなに毎日書けるよね」って。
でも今日は書けない。
どれだけ頭を絞っても書けない。
カフェで椅子に腰掛けて1時間。
ネットサーフィンしかしていない。
だから日記を書く。
この過去記事が俺に文句を言っている気がするけど↓

成功したけりゃ続けろ
打ち合わせやその他の用事でちょっと出張に。
滞在先の宿でもどうも記事が書けずに腕を組んでしかめっ面をしていると宿のオーナーが他の仕事から帰宅。
僕が滞在していたのはAir bnbでいわば民泊。
他に誰も宿泊していなかったので家一件を丸々貸切状態で滞在していました。
オーナーと話をすると彼の本業は「デイトレーダー(株の売買)だよ」とのこと。
色々な人と接してきた人生だとは思うのですが、デイトレで生活をしている人は意外にも初めてのことでした。
結局みんな続けれない
「デイトレの世界は最初が辛い。だから大半は続かない」
最初が一番大変。どの世界も同じかもしれません。
なぜだかそんなことを誰かに言われたい時期に、ちゃんとそんな人が目の前に現れて言われた気分。
本音を言えばブログ運営は楽ではありません。
というよりは“まだ楽な時期までたどり着けていない”と言った方が正解かな。
まあ本腰入れてブログにコミットし出したのも最近と言えば最近の話なのですが。
ただブログの世界も同じで基本的に、続けることさえできれば実がなるという感じ。
もちろん正しいやり方で続けることが大切なんですがね。
行動できる人は1%
「最初は辛いけど、俺に言われた通りやって続けたら成功できるよ」
そう言われて行動できるのは全体の約20%
そしてその中から続けれるのが1%
これがデイトレーダの世界だそうです。
「そこまでに到達するまで結局辛抱できなくて言われたことやって1ヶ月17万の報酬の世界に戻りたがる」
今までに1000人以上見てきて、残っているのは4人だそうです。
そんな話を興味深く聞いていました。
金はあったけど泣いた日
「デイトレーダーになる前はタイでネットゲームのアイテム販売の仕事をやっとってね。違法ちゃうよ。仕事も儲かっとったよ」
聞けば雇っていたタイ人は75人。
彼らにゲームをやらせて当時流行っていたネットゲームのレアアイテムを販売する仕事を行なっていたそうです。
「でもな、ある日天井見てたら涙がこぼれてきたんや。金もあったんやで。それなのに、俺何してんのやろ。なんでこんな人生送ってるんやろってな」
それでその仕事は全部やめて日本に帰ってきたそうです。
そして日本でデイトレの勉強をしてデイトレーダーへと転身したそうです。
金があれば騙す奴がくる
実業家であったり、親の資産であったり、成功者であたっり何かと金銭面で裕福な人が僕の周りには多くいます。
彼らが共通して言うこと。
「変な奴が寄ってくる」
現にそれで人間不信に陥って家から出なくなった友人もいました。
それくらいの資産があったし、それくらいの人たちが寄ってきていたのも知っています。
デイトレーダーの人も同じく「騙そうとするやつばっかり寄ってくるで」と。
「だからな俺は金も儲けさせて、信用も与えて多くの人から尊敬される人生を楽しみたいんや」
今はそこに楽しみを見出しているそうです。
聞かれる立場から聞く立場
ここ数年はどちらかと言うと話を聞かれる立場側が多かった気がします。
数年前にはトークライブなども依頼されていました。
日本に帰ってくると「ご飯食べようよ」などと言われ、海外での旅の話や生き方、考え方色々なテーマについて何かと話をしているような気がします。
僕に興味を持つ人を見て「そんなに興味深いものなのかな?」と感じることも実は多くありました。
しかし、自分のやっていないこと、自分の知らない世界を知っている人の話って面白いと改めて認識させられた日。
「ああ、僕はもしかするとこうやって誰かに刺激を与えてるのかな」
そう思うと僕の人生も多少は価値ある人生なのかなとか。
旅人と言う生き方
僕は旅人とは蜂のようなものだと思ってます。
どこかで経験という花粉を身につけて、その花粉を誰かに伝える。
それの繰り返し。
このオーナーも一年の半分は会社で仕事をして半分は旅をしながらデイトレをしているそうです。
そしてそんなオーナーの花粉をもらった僕はその花粉で花を咲かせる。
そしてその花粉をまた誰かに伝える。
まあ旅人は今は休業しているつもりですがね。
求められる人に
どんなジャンルであれ求められる人に。
必要としている人に求められる人生が面白いのかもしれません。
花が蜂を求めるように。
かっこつける訳ではなく、自然の摂理として。
人間が花だとしたら、誰かの経験は花粉。
そんな花粉をたくさん撒き散らせてください。
あなたも、そして僕も。