市場は広がるが稼げるかは人それぞれ
「旅しながらお金を稼ぐ」
大多数の人が憧れて一度はやってみたいことかもしれません。
ある市場調査では今までの旅人の市場は約1兆円規模だったのが2020年には16兆円規模に伸びると試算していました。
「え?そもそも1兆円規模もあったの?」
「そもそもどうやって旅人の市場なんて広がっているの?」
そんな疑問もあるかもしれません。
それでは順にお答えしていきましょう。
旅ブロガーは激戦区
旅をしながら収入を得ようとしている人は他のキーワード市場に比べると激戦区です。
なぜなら多くの旅人が手っ取り早く稼げるのがブログだと思っているから。
しかし以意外にも旅をしていても旅ブロガーって出会うことはありません。
聞くところによると、最近ではタイに多くのブロガーが集まっているという噂。
旅ブロガーというよりも、タイでブログを行うタイブロガーとでも言った方が適切かもしれません。
または物価の安い国に滞在して引きこもっている人も多いでしょう。
ネット環境なら後進国の方が実は安定していることも多いですからね。
本当に旅をしている人ならブログを更新している時間もあるようでありません。
日記程度のブログなら誰でもかけるのかもしれませんが、収入をあげるようなブログですとディープな旅人なら少々厳しいかも。
旅ブロガーはやめた方がいい?
日記程度で友人に公開するブログならもちろんOKですが、そこから収益を発生させる仕組みを作りたいなら激戦区。
もしあなたが誰もが関心を引くような面白いコンテンツを持ち合わせて旅をするならアクセスを稼ぎやすいかもしれませんが、
今時世界一周も、デジタルバックパッカーも特に珍しい生き物ではありません。
旅しながらブログで収入を稼ぐとしても「旅」キーワード以外の場所で戦うことをお勧めします。
「旅」キーワードは強豪なライバルが多すぎる印象です。
旅人市場を広げたSAGOJO
特にここ最近市場を広げたサイトがこちら。
旅人求人サイトSAGOJO
旅人に仕事を依頼するマッチングサイトです。
旅人に仕事の依頼??
主な依頼内容は「旅先でレポを書いてインスタ映えする画像をとって欲しい」とか
「各地のコワーキングスペースで仕事してレポして欲しい」などと様々。
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”hassy.jpg” name=”hassy”]まずはどんな仕事内容があるのかチェックしてみてから登録してみるのも良いでしょう。せっかくんなで僕も登録だけはしておきました。[/speech_bubble]
旅が職業になる時代?
答えはYES
旅人はこれから職人としてのカテゴライズがされていくと思います。
「これからは遊びが仕事に!」
巷でよく聞くセリフになりましたが、旅人という新たなジャンルが職業に加わることは間違いありません。
それでなければSAGOJOのようなサイトが生まれてくることもありませんしね。
このようなサイトが生まれてくる背景は、時代を表しているということ。
それでなければ需要も供給もないはずです。
旅ブロガーの募集は実際どうなの?
ここ最近では大手のツーリスト会社もこぞって旅人ラーターを募集するようになりました。
おそらく旅好きの人やバックパッカーなどはインターネットの広告にもよく
「旅をしながら稼ぎませんか?!」的な広告が現れたことも多いのではないでしょうか?
気にはなるけど、、と中々一歩を踏み出せなかった人も多いはず。
なぜならサイトを実際に見てみると都合の良いことばかりが並べられて目に付くけど、あまりにも言っていることが都合が良すぎ、、
その気持ち僕も分かります。
実際の評判は?
長期的にできるようなものは多くはありません。
特に最近の大手の旅ライター募集要項を覗いてみると、ツアー代金が多少割引になるようなものばかり。
そもそもがライター業なら良いのかもしれませんが、普段からレポを行わない人にとっては
せっかく旅に行ったのにレポート記事のことで頭がいっぱい
なんてことも。
それじゃあただの安いアルバイトをしに旅するようなものですよね。
今後どのような旅人が稼げるのか?
海外で手っ取り早く稼ぐなら断然習字。
旅する国や地域にもよりますが、習字をやりながら旅するって一番早く稼げる方法として日本人の旅人の中では有名な話。
僕も筆ペンを持ってメキシコで習字やりながら旅をしましたが、ぶっちゃけ貯金できるレベルで稼げます。
僕が知っている人では1ヶ月で50万円ほど稼いだ旅人も。
アジア圏では人気がないかもしれませんが、その他の地域では漢字が書けるというだけで稼げます。
記録には残らないかもしれませんが、単発で稼いで旅をするなら断然習字ですね。
日本人にとっては当たり前のことでも外国では立派な稼げるスキルに変身します。
デジタルでは?
今後5Gになることを踏まえると(2019年現在)多くの人やブロガーが語っているように動画配信はさらに拍車をかけるのではないでしょうか。
インフルエンサーやフォロワーが多いならライブ中継しながら買い付けなどをしても良い仕事になるかもしれません。
直接動画配信しながら買い付けを行うことによって商品が日本で余ることのないでしょうし、場合によってはそのまま直接配送なども可能でしょう。
まとめ
これからの時代、旅人の市場が伸びることは確かなことです。
しかしそれだけ自由な生活を求めてそこに人が集まってくるのも事実として捉えなければなりません。
旅人ライターも、普段からそれらを生業として動いている旅人には中々勝てませんし、経験を積んでいかないことには仕事も回ってこないかも。
初めての人にはハードルが高い市場かもしれませんが、その分抜けていく人も多い市場だと思うので、
まずはトライしてコツコツ信用を勝ち取っていくことが大事かもしれません。