バドミントンも含め北海道のスポーツ経営が面白い件について

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最近北海道のスポーツ事情がとても面白いことに気がつきました。元々が北海道出身ということで、ひいき的な目線があることもそうですが、それを抜きにしても最近の北海道日本ハムファイターズや北海道コンサドーレの経営にはワクワク感を感じます。

 

北海道日本ハムファイターズの経営が面白い

マネージメントが画期的!

僕はスポーツ全般の観戦が好きで、特に北海道日本ハムファイターズは地元のプロ野球チームということで応援しているのですが、球団の経営方針が明確で日々面白さを増しています。これは野球ファンなら周知の事実ではないでしょうか。

特に北海道に来てからの経営が画期的になりファンとしても色々な意見はあるものの、経営目線で見ても面白さや、勉強になることが散りばめられています。

 

選手の年俸評価が独特

独特という表現が適切かはわかりませんが、他球団に比べて選手の年俸評価がシビアなのです。

選手に対する年俸は“全体で○○億円”と決まっていて、その中の予算から全選手に割り振られているそうです。また評価も球団独自の“査定”があるそうで、それらに乗っ取って年俸の割り振りを決めています。

ですので、どんなに活躍をしても全体で選手に支払われる年俸が決まっているので、他球団のように突出して年俸が高くなるという選手は出て来ません。むしろ「これ以上年俸を上げることはうちではできないから、不満なら他の球団へ行ってもいいよ」と暗にメッセージを送ることもしばしば。笑

今までストーブリーグで保留をした選手は大体次の年には他球団に移ることが多いですね。笑

 

スタジアムの構想が面白い

2017年12月現在、球団の新スタジアムが北海道内で予定されています。今までは札幌ドームを使用していたのですが、札幌ドームは第三セクターの運営で、北海道日本ハムファイターズの持ち物ではないのです。

そこでの折り合いが球団と市でつかず、北海道日本ハムファイターズが球場を設立することとなりました。

しかし、その建設予定の球場構想が面白い。

あくまで報道されている範囲の情報ではないのですが、なんと入場料はただ。

ここ最近では様々なものやイベントがただになりつつあります。これは世の中の流れの一つですね。しかし、入場料をただにするとはなんとも大胆かつ画期的な経営方針に目から鱗。

その代わり、座りたい人は「座席料」の名目で料金が発生するそうです。

 

ドラフトにブレがない

ファンの間でもすでにドラフトの時期となると毎年注目されているのが日ハムのドラフトのやり方です。

一貫してブレていないそのドラフトは「その年の一番良い選手を指名する」という方針です。

数年前には現在ジャイアンツのエースである菅野投手を「巨人以外には行かない」と言っていたにも関わらず強行指名をしました。

結果菅野投手は日ハムの指名を受けることなく浪人しましたが、同じように同じくジャイアンツの長野選手も指名をした過去があります。

また二刀流で話題になった国民的スター、大谷選手も当初は「メジャーに行く」と宣言をして他球団が指名をしない中、強行指名をして、結果入団することで双方意見が合致し、見事に二刀流としての成績を残してメジャー挑戦となったわけです。

変わりどころでは、ソフトボールの日本代表選手でもあった大嶋選手を獲得し、全国のソフトボール選手に夢を与えたことや、日本では腫れ物に触る感じであった多田野投手を獲得するなど個性的なドラフトや、選手の獲得でも有名です。

 

北海道コンサドーレ札幌の運営が革新的

北海道のバドミントンチームを設立

北海道にはJR北海道でバドミントンチームがありますが、北海道コンサドーレ札幌でも2017年にバドミントンチームを設立しました。

北海道コンサドーレ札幌はサッカー運営だけに留まらず、北海道のスポーツ振興に貢献をするためにバドミントンという分野にも参入を果たしました。

現時点では全国各地から集めた選手でチームを作り、監督は自身の高校時代の先輩が勤めていることで情報交換をしながら今後の目標や運営について話を聞くこともあります。

2017年12月現在では創立して1年にもみたらず、まだまだ様々な壁がありますが、JR北海道と切磋琢磨して北海道のスポーツ分野を盛上げるべく、中心の存在となるよう活躍を期待したいものです。

 

サッカーではアジア戦略が革新的

北海道コンサードーレ札幌のサッカーチームでは他のチームにはないアジア戦略がうまくいっているのではないでしょうか。

昨年には“ベトナムの英雄”と言われていた「レコンビン」という選手をレンタルで移籍させたことで、ベトナムという地に北海道をアピールすることに成功しました。サッポロビールもベトナムにちょうど商戦をかけていたおかげでベトナムでは「サッポロ」という名前と「サッポロビール」が浸透しつつあると聞いています。

また、今年は“タイのメッシ”と呼ばれている「チャイナップ」選手を獲得したことで、ここ最近サッカー熱の盛り上がって来ているタイで北海道に注目を集めることに成功しています。

北海道もタイからの観光客が増えて来ているここ最近。チャイナップ選手の獲得は、チャイナップ自体にタイでの影響力が大きく、売り込むには絶好のタイアップとなっています。

選手としての実力もさることながら、北海道のアピールにもなっていますし、そういった意味での獲得と考えると今のところ大成功となっているのではないでしょうか。

 

経営以上に監督の思想が面白い

北海道日本ハムファイターズの監督を務める「栗山監督」のここ数年のチームマネージメントが非常に面白く、また様々な分野で参考となるリーダーシップを発揮しています。

ここ最近のことで言うならばやはり大谷選手の育成方法ではない出しょうか。

 

唯一無二の選手育成

大谷選手の獲得でチームは大谷選手の起用法に左右されるようになりました。いや、チームを左右するほどの選手であったと言わざるをえないかもしれませんね。

獲得当初は様々な意見がありましたが、栗山監督が一貫して大谷選手の育成にブレがなかったこと、本人の目標が変わらなかったことで多くの国民が後押しする形になりました。

大谷選手が二刀流として確立して来た頃には「一番投手大谷」で話題を作り、その初球でホームランを放ち、投げては完璧にソフトバンク打線を抑えて漫画のような夢物語を作り上げました。

野球の概念を壊せる思想を持ち合わせていた栗山監督がこのチームにいたことは大谷選手本人にとってもプラスのことでしたし、抑えピッチャーをやっていた増井投手をいきなり先発に転向させて復活させるなど、枠に捉われないチームマネージメントは目を見張るものがあります。

 

今ままでのプロ野球監督の概念を壊す

これは栗山監督に限らず北海道日本ハムファイターズの運営方針が監督選考に何らかの影響を及ぼしているのかもしれませんが、ここ数年日ハムの監督に就いた人は「プロ野球の監督」という概念を壊してくれるようなキャラクターが多い気がします。

どちらかと言えば強面の印象があるプロ野球の監督ですが、日ハムではヒルマンを初めとして梨田監督、栗山監督、また日ハムの監督ではありませんが、日ハムで引退をした現在の侍ジャパンの監督、稲葉監督もそうです。

皆優しいイメージの監督が日ハムには多いです。実際には優しくはないのかもしれませんが、球団のイメージとしてもぴったりの監督ばかりで、賛否両論はあるものの栗山監督のチーム采配などもファンからすると面白くワクワクするようなチーム采配が多いのではないでしょうか。

 

今後の北海道のバドミントン界が行くべき方向

さてこれだけ面白い運営をしているメジャースポーツが北海道にも根付き始めました。バスケットのレラカムイも頑張ってはいますが今の所まだ結果が伴っていないのでこれからの分野かもしれません。

北海道コンサドーレ札幌ができたことで北海道社会人としても競争力は上がるでしょう。また、コンサドーレは元々サッカーというスポーツ運営をしていたことでこれからのバドミントンのチーム運営にも目を離せないところでしょう。

スポーツ振興がもたらす地域への貢献は確かに目に見える形(地元少年団への指導や交流等)はありますが、コンサドーレのサッカーが行なっているように、アジア戦略というやり方はバドミントンとしても今後行なっていきやすい戦略かとも思います。

アジアでは比較的メジャーではあるバドミントン。コンサドーレの今度のやり方次第ではアジア人をターゲットとしたやり方も応用してチームに加入させることも面白いかもしれませんし、時にはアジアのどこかの国の代表選手を北海道が主体となって招待し、コンサドーレやJR北海道と試合をし、そのあと北海道の名所を観光してもらい彼らのSNSでアップしてもらうことで北海道のPRにもなります。国によってはバドミントンがメジャースポーツとなっているところもあるのでその影響力は計り知れないものがあります。

北海道に住んでいる人は気がつきませんが、北海道の魅力は他のアジア人にとってはとても魅力的な地域の一つなんです。

そんな大きな売り物を持っている北海道民はこれをうまく活用し、またうまく活用している北海道のスポーツ分野にも今後様々な期待をしていいのではないでしょうか。

僕自身も数年後にはバドミントンの分野で絡んでやりたいプロジェクトも考えているので、いずれはできるように今のうちにたくさん遊んでおきたいと思います。笑

 

 

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元バドミントン全日本ジュニアチャンピオン。高校在学時に全日本総合選手権に出場。高校で選手を引退した後、アジア、南米、北米、オセアニアを旅する。アジアでは旅をしながらバドミントンで遊ぶ。帰国後は沖縄の宮古島や淡路島で島暮らし。バドミントン元ネパール代表コーチ。元メキシコジュニア代表コーチ。一般社団法人JADP公認メンタル心理カウンセラー。勉強しない子供より、遊ばない大人を心配する37歳。