[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”hassy.jpg” name=”hassy”]めちゃくちゃ面白いこの企画!移住希望者にとっても面白いことですしイベントとしても、とても魅力的なイベントです![/speech_bubble]
移住ドラフト会議って何?!
プロ野球のドラフト会議で球団が欲しい選手(高校球児だったり大学生、社会人)を指名するのがありますが、これを地域の自治体が移住希望者を指名するというなんともエンタメ性満載のイベント。
わかりやすく言えば地域が「球団」で移住希望者が「選手ということです。笑
移住希望者と受け入れ地域を繋ぐ鹿児島発のマッチングイベントで「指名されても移住しなくても良い」というハードルの低さが魅力。
確かに希望していた地域に選ばれなくて他の地域に移住するのは嫌ですね。
まずは選ばれたら交渉する権利が地域の自治体に与えられるということです。
それから移住希望者と交渉して移住するかどうかの話し合いということでしょう。
過去2回の開催では1割が実際に移住したとのことです。

Alexas_Fotos / Pixabay
選手はどのように決めるの?
参加したいという選手(移住希望者)は移住計画のホームページに問い合わせて面談を経て36人が選ばれてドラフト会議に参加するそうです。
選ばれた選手は前日のプレゼンで自分自身を売り込んで後はドラフト会議の天命を待つということでしょう。
球団(地域)によっても欲しい人材は様々ですもんね。
ある球団は農家をやってくれる選手が欲しいかもしれないし、ある球団は独立して何か店をやってくれる選手が欲しい。
またある球団は漁業の担い手が欲しかったり、ある球団はブログを書くブロガーが欲しいかもしれない。
それらを選手が自己アピールするということでしょう。
「私は今まで○○県で農業をやっていましたが、○○をやりたくて○○に移住したいです!」とか
「僕はパソコン一つあればどこでも仕事ができますので、どこでも全球団の指名OKです!」などのようなプレゼンなんでしょう。
なので魅力的な人材は指名が重なって抽選ということになります。
めちゃくちゃ面白くないですか?
人生で誰かから抽選されて選ばれることなんて高校球児かそれくらいのものですよ。
でも下位指名だとちょっと寂しいかもしれないですね。笑
どのような球団があるのか?
今年の3月に行われたドラフト会議を見てみるとこのような球団が顔を揃えていました。
[日南] 日南市 IT 企業関連地域
[日南] 日南飫肥地区
[甑島] 東シナ海の小さなブランド(株)
[美山] 美山地区公民館
[長島] 長島大陸地方創生チーム
[鹿屋] (株)大隅家守舎
[三島] 三島村ジオパーク推進協議会
[桜島] NPO法人桜島ミュージアム
[肝付] 岸良地域支え合い委員会
[頴娃] NPO法人頴娃おこそ会
[騎射場] きしゃば族
これらの球団が希望選手を紙に記入し選び希望選手が重なると抽選するわけです。
昨年にこのイベントが始まり今はまだこれらの球団だけですが今後も間違いなく球団は増えていくことでしょう。
全国版のドラフト会議も?!
上記の球団は九州の企業や自治体だけですがこのイベントの面白さが話題を呼び今年の11月には東京で全国規模のオールスタードラフトがあるようです。
北は北海道から南は沖縄まで全国17の球団(地域)が集まって開催されるようです。
今のところ自身はまだ他の地域への移住を考えてはいませんがドラフト会議を見るだけに行ってみたいなと考えています。
イベント性の面白さであったりどのような盛り上がりがあるのかとても興味があるところです。
また実際に球団側からはどのようなアピールがあるのかも興味があるところですね。
失敗しない移住へ地域が人を指名する時代
さてこんな時代が来るとは誰が予想したでしょうか?
企画の発案者にあっぱれなところですが、とうとう地域が移住者を指名する時代がやってきたのかと思ってしまいます。
数年後にはこれが当たり前の移住スタイルになるのかもしれません。
ですので球団(地域)に見合う選手(移住者)はいずれ契約金なども発生するのでしょうか?笑
契約金は言い過ぎかもしれませんが地方では空き家が余っているところが多いので「住居費は無料」とか「農地使用無料」とかそんな契約くらいはありそうですね。
むしろそれくらいしていかないと選手も来てくれないことでしょう。
今の時代はパソコン一つあればどこであろうが収入を得れる人は沢山います。
そんな人を呼び込むにはそれなりの魅力的な生活の提供が必要ですね。
是非とも移住に興味がある人は移住ドラフト会議に参加してみてはいかがでしょうか?
意外と移住を考えている人はそれなりの不安があったりで動けなかったりするようなのでこういったイベントに参加することでそのような不安も解消できるかもしれません。
楽しみながら移住をする。
楽しみながら生活スタイルを変える。
そんな時代ですよ今私たちが生きている時代は。